日本橋・茅場町 鳥ふじ付近の見所(みどころ)―江戸情緒・神社仏閣・公園・隅田川

春のお勧めお散歩コース

春のお勧めお散歩コース

茅場町界隈

バックナンバー vol.1 vol.2 最新号

歳時記(一月〜四月)

睦月・如月・弥生・卯月

<二十四節気>

小寒(しょうかん)…1月5日(火)頃
小寒は「寒の入り」つまり寒さのはじまりと言う意味。池や川の氷も厚みを増し、寒さはこれからが本番。寒中見舞いは小寒から出し始めます。
大寒(だいかん)…1月20(水)頃
一年で一番寒さの厳しい頃。小寒から立春までの30日間を「寒の内」といい、凍り豆腐、寒天、酒、味噌など「寒」を利用した食物の仕込時期にあたります。
立春(りっしゅん)…2月4日(木)頃
この日を境に寒さがあけて春に入ります。立春以降に、初めて吹く南よりの強風を春一番と呼びます。
雨水(うすい)…2月19日(金)頃
雨水とは、雪が雨に変わり雪解けが始まるという意味で、間近に迫った春の気配に草木が蘇るという意味があります。
啓蟄(けいちつ)…3月6日(土)頃
啓蟄とは、地中で眠っていた虫(蟄)が穴を開(啓)いて動き出す日のこと。一雨降るごとに気温が上がっていき、日差しも徐々に暖かくなってきます。
春分(しゅんぶん)…3月21日(日)頃
春分は、昼と夜の長さが同じになる日。この日の前後7日間が彼岸とされ、家族でご先祖様のお墓参りに行く習慣もあります。
清明(せいめい)…4月5日(月)頃
「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也」と暦便覧にあるように、草木の芽が伸びでその種類が分かるようになる時期。何もかもが新鮮で明るく清らかな季節。空は晴れわたり、地上には晴朗の気があふれます。
穀雨(こくう)…4月20日(火)頃
農耕の準備が整い、それに合わせるように穏やかな春の雨が降る頃。田や畑は恵みの雨を吸って黒々とした色になり、かすかに漂ってくる土の香りにも生命の息吹が感じられます。天候が安定し、日差しも強まってきます。
【七草がゆ】1月7日
1月7日の朝に「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」の七草が入ったお粥を食べて、その年1年の無病息災を願う風習です。この日は五節句のひとつ「人日」で、七草の日、七草の節句、七草の祝い、若菜の節(せち)などとも呼ばれます。
七草がゆの始まりは諸説あるようです。古代中国では、官吏昇進を1月7日に決める習慣があり、その朝に立身出世を願い、薬草である七草を食べたのが始まりとも、正月の7日に邪気を払うために、七草の入った粥を食べ、無病息災を願ったのが始まりとも言われています。これが日本に伝わり、平安時代には、宮廷の儀式として七草がゆが食べられるようになりました。その後、江戸時代にはこの習慣が庶民にも定着し、江戸幕府の公式行事となったと言われています。
七草がゆは消化吸収がよく、正月のご馳走で疲れた胃腸を休め、栄養を補給するという、先人の知恵にあふれた、実に理に叶った料理です。1月7日に限らず、食べ過ぎや飲みすぎの翌朝にいただきたいですね。
【節分】2月3日
立春の前の日(2010年は2月3日)のこと。
本来、節分というのは立春・立夏・立秋・立冬の前日のことをいいます。旧暦では、立春の頃が1年の始め(元日)とされ、最も重要視されていたので、節分といえば、立春の前日を指すようになりました。旧暦にならい、立春を新年とすると、節分は大晦日にあたります。そのため、現在でも節分のことを「年越し」という地方もあるそうです。
平安時代、この節分の日には、宮中において、前の年の邪気を祓うために追儺(ついな)という行事が行われていました。陰陽師が悪鬼・疫癘(えきれい)などを追い払うために行ったと言われていますが、その代表的なものが豆まきでした。そこから豆をまく習慣のみが残ったのですね。
※豆まきの時「鬼は外。福は内」と唱えますが、浅草寺では、観音様の前に鬼はいないということから「千秋万歳福は内(せんしゅうばんざいふくはうち)」といいます。他にも「鬼は外」と唱えない寺・神社・地域があります。
※追儺(ついな)
中国で始まったもので、日本へは文武天皇の頃に伝わったといわれています。
弓矢などで悪鬼・疫癘(えきれい)などを追い払う行事のことで、平安時代、陰陽師たちにより宮中において大晦日に行われていました。江戸時代には「豆まき」として庶民に広まりました。
【桃の節句】3月3日
女の子の節句。 ※男の子は端午の節句。
元々は「上巳(じょうし・じょうみ)の節供」といわれていました。
起源は古来中国の上巳節。上巳とは、3月上旬の巳の日という意味です。
中国では、上巳(じょうし・じょうみ)の日に、川で身を清め、不浄を祓った後に宴を催す習慣がありました。
これが平安時代日本に伝わり、宮中の「人形遊び」と結びつき「流し雛」へと発展したといわれています。

中国の上巳の祓いが伝わる以前から、日本の貴族社会では「雛遊び(ひいなあそび)」というものがあり、平安の中期に盛んに行われていたようです。当時は大人の遊びでしたが、次第に子供たちの世界に広まりました。
現在のように、段を組んだり豪華な飾りを施すようになったのは江戸時代に入ってから。江戸時代の初期に、京都の御所で盛大な「ひなまつり」が催されて以降、江戸の武家社会にも広まり、庶民の間にも定着していったとされています。

ひな人形を飾り、白酒・菱餅・あられ・桃の花等を供えて祀ります。
ひな祭りの料理はやはり、ちらし寿司と蛤のお吸い物ですね。蛤は女の子の美徳と貞節を意味するもので、ちらし寿司の具である蓮(れんこん)やエビも縁起がいいものとされ、お祝い事には良く使われます。
【新年度】4月1日
新年度が始まる4月は、入学、進学、入社など人生の門出を迎える月です。なぜ、新年度が暦どおりに1月1日から始まらないのかというと、明治19年の法律で会計年度を4月1日から3月31日までと定めたから。また、学校は、明治初期にはアメリカ流に9月からのスタートでしたが、会計年度と合わせる意味で、明治25年から4月1日スタートに改められました。
では、なぜ明治政府は会計年度の始まりが4月1日としたのでしょうか。これには、お手本としたイギリスの会計年度に合わせたという説と、税(地租)をお金で納めさせるために、秋に収穫したお米が現金化されるタイミングに合わせたという説があるようです。いずれにしても、桜の花の季節に心機一転となるこのタイミングは、まさに日本人の美意識にぴったりくるのではないでしょうか。
ちなみに、江戸時代はお役所も普通に、お正月から大晦日までを1年の区切りとしていたそうです。

<年中行事・記念日>

【1月】

11日
鏡開き、成人の日
14日
愛と希望と勇気の日
27日
国旗制定記念日

【2月】

11日
建国記念日
14日
バレンタインデー
23日
富士山の日

【3月】

9日
ありがとうの日
14日
ホワイトデー
21日
春分の日

【4月】

4月1日
エイプリルフール
4月3日
日本橋開通記念(明治44年)
4月18日
発明の日
4月29日
昭和の日

<旬>

【1月】

(せり)
春の七草の1つで、独特の香りを持ち、ビタミンA、C、カリウムを多く含んでいるのが特徴。鮮やかな緑色で葉先が瑞々しく、茎の太すぎないものを選びましょう。アクが強い場合は、サッとゆでてから使って。また水分がなくなると香りも落ちるので、2〜3日で使いきりましょう。
(たら)
脂肪が少ない柔らかい白身魚。鍋料理では人気者ですね。そのほか干物、塩蔵品、かまぼこおよび魚肉ソーセージなどの魚肉練り製品などに利用されます。スケトウダラの卵巣(たらこ)、マダラの精巣(白子)、胃(韓国料理の食材チャンジャ)なども食材として珍重されています。
檸檬(れもん)
インドが原産。明治時代初めに日本に渡ってきた檸檬は、広島、愛媛、熊本などで栽培されています。 形が整っていて果皮にハリとツヤがあり、色鮮やかなものが良品です。クエン酸が豊富なため、疲労回復に効果大です。

【2月】

ブロッコリー
洋風料理に使われることが多いブロッコリーは、キャベツの変種。ツブツブの部分は実ではなくツボミです。地中海沿岸地域が原産で、2000年前にはすでに食用されていましたが、一般家庭に広まったのは50年くらい前のことだそうです。
(わかさぎ)
成長した親魚は骨が太くて硬いですが、小ぶりなものは骨も細くて柔らかく丸ごと食べられます。鮮度が落ちると腹が破れやすくなります。天ぷら、フライ、から揚げ、マリネ、南蛮漬けなど、いろいろな料理にされます。
キウイ
原産は中国ですが、旅行者によって種がニュージーランドへ渡り、品種改良されて現在のキウイが誕生したと言われています。きれいな楕円形で、果皮にまんべんなく産毛が付いているものを選びましょう。ビタミンC、食物繊維を多く含み、アクチニジンがタンパク質を分解し消化を促進してくれます。

【3月】

菜の花(なのはな)
在来種は菜種(なたね)とも呼ばれ、菜種油をとるのが目的で栽培されていました。アブラナ科の花茎を摘んだものを総称して菜の花と呼びます。鮮やかな緑色と独特のほろ苦さが特徴。おひたし、炒め物、和え物などに。
(はまぐり)
「ハマグリは夫婦和合のシンボル」とされ、結婚式や雛祭りなど祝いの席によく使われます。ビタミンB2・B12、鉄分を含み、貧血の予防に効果的。またタウリンも豊富で 成人病の予防にも優れた効果を発揮します。そのほか強心作用や肝機能の強化作用、糖尿病を防ぐ働きがあると言われています。
八朔(はっさく)
江戸時代に発見されたブンタンの交雑種。甘味と酸味のバランスが良く、果肉が固めで食べやすいのが特徴です。「八朔」という名は、旧暦8月1日のことで、この日から食べられると言われていますが、実際の旬は春先です。

【4月】

(たけのこ)
竹の若芽である筍は、旬が明確でいかにも春を感じさせる野菜。和食や中華には欠かせない食材でもあります。低カロリーで食物繊維とカリウムが豊富。また、皮には防腐作用があり、昔から食物を包むのに用いられます。
細魚(さより)
「細い魚」と書かれるように、ほっそりとして銀色の美しい魚です。見た目のとおり繊細で、驚くとトビウオのように水面を飛翔します。脂肪が少なく淡白な味わいの高級魚。刺身や昆布じめ、天ぷらなどがおすすめです。
(いちご)
今や、いちごと言えば冬(クリスマス)の果物のようになりましたが、路地ものの旬は春先です。ビタミンCやミネラル、鉄分が豊富で、甘さの割には低カロリー。女性には嬉しい美容食です。美味しく食べるコツは、ヘタを取らずに洗うこと。ヘタを取って洗うと、そこから水分が入って水っぽくなります。